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海外で売っている海外製のヘアオイルやトリートメントって、いいの??

海外のお土産やセレブが「これ私の愛用アイテム」なんて、紹介されているヘアアイテム。
すごく「良さそう!」に見えます。
先日のお客様からの質問でした。
海外製のヘアアイテムの良し悪しは、用途と国と髪質によります。
結論から言うと、

日本で使うなら日本製が無難です。

私たちメーカーがアイテムを作る際に考える事は、
  • 「誰が使うのか?」
  • 「どんな、悩みを解消するのか?」
  • 「どのような髪質にしたいのか?」
  • 「いつ、使うのか?」
  • 「何処で、使うのか?」
水道水の硬度によって、泡立ち、ゴワつきが変わります。
それに合わせ、pH、油分界面活性剤を考えます。
「日本で買ったシャンプーを海外で使ったら、泡立たなかった。」
なんて、話を聞くのも「軟水」と「硬水」のせいです。土地自体が軟水の場所でも水道管が古く錆びついていたりしても、泡立ちが悪くなる場合があります。
風土によって、機能が変わります。
人種が違うと、髪質が変わります。
髪質が変わると、悩みが変わります。
最終的な理想の仕上がりも変わります。
極端な例です。
東南アジア系のクルクルな癖がある女性。その女性がすすめるアーユルヴェーダでも使われるオイルが良いと言う。
日本人女性が、そのオイルを使うと、頭を洗っていないかのようなベタベタになり、髪が固まってしまう。
なぜ、このオイルが良いと言うのか?

東南アジア系の女性の理想

クルクルしてした髪の毛が、フワフワせずに艶のあるウェーブになること。(何も付けずにいると、サイババさんのような感じになってしまうから)

日本人女性の理想

少しある癖が真っ直ぐになる。パサパサしないけど、広がらずしっとり艶やか。
海外メーカーが考える理想の髪質が、日本人とマッチしていないことが多くあります。
だからと言って、海外製が悪いわけではありません。
現地では、とても優秀なアイテムになる場合があります。

最後に

日本人は、世界の中でも「髪の毛に癖が少ない」人種と言えます。
しかし、癖の形状に統一性がなく、同じ日本人でも髪質は一人一人、全く違います。
さらに、他の人種と比べると髪質もナーバスでダメージが受けやすいです。
そのため、日本人が選ぶヘアアイテムの合格点が高くなります。
その中で、切磋琢磨してきたのが日本メーカーです。
日本製が、無難な本当の理由は実はここです笑。

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