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白髪について 原因から予防、カラーリングまでの白髪の全知識のまとめ

白髪 って何?

白髪とは、色素を持たない髪の毛の事です。

日本人のような黒い髪の人種にとって、見た目年齢を大きく左右します。

実は、ブロンドのように髪が明るい人種でも、白髪染めは行われています。

早い人で、20代前半。

ほとんどの人は、30代後半から目立つようになります。

それでは、白髪の仕組みを詳しく解説していきます。

 

 

髪の色の仕組み

白髪を理解するには、髪の色の仕組みを知る必要があります。

髪の色は、メラニン色素の量で決まります。

人種によって、髪の色が違うのはメラニンの量が違うからです。

 

色素細胞がメラニンを作っています。

毛根の側面にバルジ領域という場所に、色素幹細胞があります。

そこから毛球にあるメラノサイト(色素細胞)に、信号が送られ生成されます。

 

 

メラニン色素の種類

メラニン色素は2種類あります。

メラニン (melanin) は、ヒトを含む動物植物原生動物、また一部の菌類真正細菌において形成される色素である。メラニン色素ともいう。主に黒褐色の真性メラニン(eumelanin、エウメラニン)と、橙赤色の亜メラニン(Pheomelanin、フェオメラニン)の2種類がある。脊椎動物では、大半が皮膚の表皮最下層の基底層や毛髪の毛母などにあるメラノサイト(色素細胞)で生成され、一部は網膜色素上皮細胞で生成される。

メラノサイトはメラニンを生成する機能があるのみで、メラニンを貯蔵する細胞ではない。メラニンは蛋白質と固く結合しており、微細な顆粒状をしているが、その生成過程は複雑である。名前から、メイラード反応によるものと間違えられやすいが、メラニンの生成はメイラード反応によるものではない。

メラニンのルーツは、アミノ酸の一つであるチロシンである。このチロシンにチロシナーゼという酸化酵素が働き、ドーパという化合物に変わる。更にチロシナーゼはドーパにも働きかけ、ドーパキノンという化合物に変化させる。ドーパキノンは化学的反応性が高いので、酵素の力を借りる事なく次々と反応していく。ドーパクロムインドールキノンへと変化し、最終的には酸化、重合し、黒褐色の真性メラニンとなるが、構造は大変複雑であり、表記は難しい。一方、ドーパキノンとシステインが反応することで、システィニルドーパを経て亜メラニンが合成される。メラニンはや全ての有機溶媒に不溶で、特に亜メラニンは極めて安定である。

wiki メラニンより抜粋

平たく言うと、赤黒い色の「エウメラニン」と赤いオレンジ色の「フェオメラニン」があります。

この配合量によって、髪色が変わります。

日本人は、2種類とも多く持っている人種でしょう。

 

 

白髪 の原因は?

一晩で、白髪になる。これは、ありえません。

よくいう、生活習慣やストレスなどをあげる方もいらっしゃると思います。

メラニンの産生が自律神経の部類に入るとしたらストレスが原因となるでしょう。

ストレス性の身体の不具合(自律神経の乱れ、血行不良など)によって白髪になると考えられていますが、概にはストレスだけではないと思っています。

 

 

 

色素細胞の休止

色素細胞(メラノサイト)は、毛球の中にある毛母細胞の中に混在しています。

色素細胞の活動が止まると、メラニンが生成されません。

髪の毛は、角質とよく似ています。メラニンが入らないと白く濁った半透明です。

上記で述べたように、メラニンには2種類(2色)あります。

白髪にならなくても、髪の色が生えている場所で違うのは2種類のメラニンの配合量が原因です。

また、白髪になりきらずに黄色く濁る場合があります。ほぼ白に近いがヤニが付いたような色の黄色い白髪、クリーム色の白髪も色素細胞が完全に休止しきっておらず、少量のメラニンを生成するためと考えられます。

 

 

遺伝と年齢

白髪の主な原因と言われている「生活習慣」「ストレス」

しかし、私たちのサロンでは「母娘の親子」でいらっしゃる方が多いです。

親子で類似するのが「白髪が生えている場所」「白髪が生えてきた年齢」

この二つが類似します。

ある「年齢」に達すると、白髪が親と同じ場所に生えてくる。

白髪 は外的要因よりも、「遺伝」が主な原因と言えます。

色素細胞が活発でいられる年齢が遺伝しているとも言われています。

私自身も、母と同じところから白髪がではじめました。

 

 

 

過酸化水素と活性酸素

2009年の論文で、「過酸化水素の蓄積」が白髪の原因であると業界紙に掲載されました。

過酸化水素は、カラー剤に多く配合されています。

食品では、コーヒー、お茶類、食品添加物に多く含まれています。

呼吸で体内に取り入れた一部の酸素は、「活性酸素」になります。

「活性酸素」が「過酸化水素」を作り出します。

過酸化水素(オキシドール)はメラニンの生成に必要な酸化酵素チロシナーゼを酸化させ破壊します。

チロシンと結合する前に、酸化させてしまうのでメラニン色素が出来上がりません。

 

「過酸化水素」「活性酸素」による「酸化」が「老化」を促進する。

「白髪染めをすると、白髪が増える」なんていう都市伝説があります。

上記の説明を読むと、あながち信じられない話ではなさそうですね。

しかし、本当の原因は「白髪染めが必要」と思ったところにあります。

白髪が増えてきた(増加傾向)から白髪染めをしたので、時間がたてばさらに白髪が増えるのは当然です。

時間が経つという事は、「老化=酸化」が進むという事。白髪が増えている可能性が上がります。

カラーリングで、白髪が増えたとは言えません。

 

 

 

白髪 は治るのか?

一度、白髪化すると治らないのか?

お客様の髪の毛、自分の髪の毛の中に混ざっている「不思議な髪の毛」があります。

「しましまの髪の毛」です。一本の髪で、白髪と黒毛が交互に混ざっているのです。

このしましまの髪の毛を見て分かるのが、白髪がもう一度黒くなるという事です。

なぜ、このようになったかは分かりません。しかし、一時的に色素細胞(メラノサイト)の活動が止まり、再活動したという事実です。

前述のように、過酸化水素によって、チロシナーゼが酸化破壊されたとしても治るという事です。

 

 

バルジ領域

聞きなれない「バルジ」ですが、注目されています。

このバルジ領域が、毛髪の司令塔なのでは?と言われています。

ケラチノサイト(毛母細胞)、メラノサイト(色素細胞)もバルジ領域の管轄です。

発毛、育毛などの分野からも注目されています。

 

メリタンGL

メリタンGL

α-MSH(メラノサイト刺激ホルモン)作用剤といわれています。

  • 毛根の奥にある、メラニン産生部分に刺激を与える
  • 白髪の予防、改善

に効果的です。

髪の毛が白髪になる原因は、「メラニン不足」です。

メラノサイト(メラニンを作る機能のこと)を活発化させることが、白髪の予防、改善につながります。

http://asubisou.com/asubisou/bonnefemme-2

メリタンGLは、バルジ領域に刺激をあたえると報告されている注目の成分です。

色素細胞の再活性化を促し、白髪の予防、改善に効果的な成分と言えます。

 

 

白髪 の予防と対策

美髪対策が早いほど髪の老化は防げます。

特に、地肌ケアが必要です。

地肌ケアは、髪の老化だけでなく、お肌のエイジングも防いでくれます。

頭皮と顔は一枚の皮です。頭皮を生き生きさせるとお顔のリフトアップにもつながります。

 

外部からも内部からも体内に蓄積する「過酸化水素」「活性酸素」は、体内で生成されるタンパク質「カタラーゼ」やペプチドの「グルタチオン」などの抗酸化物質や外部から摂取する「アスコルビン酸(ビタミンC)」などで無効化しています。

活性酸素や過酸化水素は体内のエネルギー(ATPミトコンドリアから生成される)を作る際に必要とされます。

エネルギー(ATP)を効率よく作ることが出来ると、活性酸素や過酸化水素は残らず消費されます。

お気づきだと思いますが、「効率よく作れる=若さ」です。

加齢とともに「効率よくATPが作れなくなる」ため、活性酸素や過酸化水素は消費されず体内に残ります。

さらに加齢によって、カタラーゼなどの生体由来の抗酸化物質も減少します。

ここも、年齢によって白髪の出来る要因です。

 

 

まとめると

  1. 加齢によって、活性酸素や過酸化水素が体内に残りやすくなる(ATP産生の減少)。

  2. 加齢によって、生体抗酸化物質が減少(カタラーゼ、グルタチオン)、活性酸素や過酸化水素の分解が進まない。

  3. 遺伝によって、一定の年齢で色素細胞が働かなくなる条件が揃う。
  4. 外的要因(食品、空気中の酸素、日光、カラーやパーマ)によって蓄積される。

上記を考えると、毎日、活性酸素や過酸化水素を除去する必要があるのが分かります。

 

 

過酸化水素、活性酸素対策はヘマチン

活性酸素や過酸化水素にはヘマチンを使います。

ヘマチンは、血液のヘモグロビンから生成される生体由来の抗酸化物質です。

ヘマチン

赤血球中に存在する「ヘモグロビン」という言葉を、聞いたことがあるでしょうか。

ヘマチンは「グロビン」と結合して、血液の主成分である「ヘモグロビン」を形成しています。

つまりヘマチンとは、血液中のヘモグロビンを電気的に分離して「ヘマチン」と「グロビン」に分けたもののことを言います。

酸素を体内に運んだり、二酸化炭素を受けとって、肺まではこんだりする働きがあります。

ヘマチンは通常、グロビンと結合していますが、ヘマチンを作る際はグロビンと「分離」させ、ヘマチンだけを取り出します。

へマチンは、グロビンと離れている状態だと非常に不安定で、何かに結合しようとします。

髪の主成分であるたんぱく質の「ケラチン」は、グロビンの分子構造と似ています。

ヘマチン入りのシャンプーなどで髪を洗うと、ヘマチンとケラチンが結合し、髪を補修してくれます。

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このヘマチンを「高濃度」で使用することで、頭皮の活性酸素や過酸化水素を無効化できます。


カラーやパーマなどの施術には、酸化剤を必ず使います。

美容室で使う酸化剤は、「オキシドール(過酸化水素)」「ブロム酸(臭素酸塩)」です。

どちらも、活性酸素を発生させる目的で使用します。そのため過酸水素除去が必要になります。

過酸化水素除去をダメージなくいたわりながら除去するならヘマチンです。

 

 

成長因子EGFと和漢成長成分

バルジ領域に刺激を与え、血液の流れを良くし栄養を与え、正常な髪の成長には成長因子EGFと和漢成長成分が不可欠です。

白髪を抑制し改善する成分をたくさん配合されているのが「ボンファムオールインワン」です。

ボンファムには、全てそろっています。

健康な髪に導くシャンプー「ボンファム」

女性の髪の悩みを解消するために開発されました。
約一年間の長期モニタリング。100回を超える試作をしました。
産後脱毛や薄毛など、仕事や育児などで時間のない中、簡単にケアできるように開発しました。

白髪 Q&A

Q 白髪 に良い食べ物は?

A 抗酸化作用のある食べ物全般と髪を作るたんぱく質です。

色素細胞やメラニンや生体抗酸化物質もアミノ酸~タンパク質でできています。「お肉」は必須の食材です。
昔から言われている海藻類は、根拠に乏しいです。

 

Q 白髪染めって特別なカラー剤なの?

A ほぼ同じです。

酸化染料(ヘアダイ)の反応や構造は同じです。違う点は、カラー剤の色素量が多く配合されています。白(白髪)を周りと同じ明るさにするためです。通常より濃く、ブラウンを強く設定しているのが特徴です。

 

Q 明るい白髪染めってできるの?

A やり方次第です。

新生部には暗めでしっかり染めて、毛先は明るめに染めることで全体の印象を明るくすることが出来ます。また、ハイライトを入れる方法など各サロンで違うでしょう。アスビソウ直営サロンでは、毛先の退色を待ちダメージレスで明るくしていく方法や酸化促進剤をカラー剤に配合して薬剤のポテンシャルを引き出す方法などをしています。

 

Q 痒いと思ったら白髪が生えてきた。これって本当?

A よく分かってません。

一説では、白髪になると髪の太さが変わるから痒みがでる。色素細胞が死滅してフケ(代謝)となるから痒い。そもそも痒いのが気のせい。たまたま掻いたところで白髪を見つけただけ。などなどです。

 

Q 白髪になるとハゲないって本当?

A 間違いです。

白髪と男性型脱毛症の因果関係はありません。脱毛する事で、白髪なのか、そうでないかを確認できないためにうまれた噂です。

 

Q 食生活で白髪は、予防できるの?

A 同じ被験者で比べることが出来ないので何とも言えません。髪の健康と共に考えると次のようになります。

抗酸化食物とアミノ酸(タンパク質)です。活性酸素を除去するためのには、抗酸化食物が大切です。ビタミンEやビタミンCやポリフェノール類など。食品では、アーモンド、ナス、人参、キャベツ、アボカド、バナナなどです。髪を作るために必要なケラチン。これには、アミノ酸(タンパク質)や鉄分、亜鉛、ビタミンB6が必要なため、レバーや赤身の魚、赤身肉なども必要になります。

 

Q 病気によって白髪が増えるの?

A あると思います。

ハッキリとした因果関係は分かりませんが、ホルモン系、甲状腺系、血液系の病気で髪に異常が出る例は聞いたことがあり、お客様でもいらっしゃいました。また、マラリアも白髪になると言われています。

 

Q  白髪が一気に増えた。なんだかんだ言っても、やっぱりストレスが原因でしょ?

A 段階を踏んで増えていくイメージです。

白髪も男性型脱毛症も「スイッチが入った」という表現がしっくりきます。やはり「年齢」と「遺伝」が大いに関係していると考えてます。白髪で例えると、「徐々に白髪になる」ということではなく、「32歳から33歳ごろまでに前髪に白髪が増える。34歳から37歳まで現状維持。38歳から40歳にかけて こめかみ と もみあげ に白髪が増える」という感じです。お客様を見ていると、遺伝スイッチが入ると決められた箇所に白髪が一気に増えるように感じます。

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