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11.22017
髪のビルドアップ!?髪が乾かない原因はここにあります。
髪が乾かない。それは、ビルドアップが原因かも。
「 髪が乾かない。ドライヤーの時間がかかるな~。髪が伸びて量が増えてきたからかな?」
最近、こんな事はありませんか?
- よく洗い流して、よく拭いてから乾かしても乾かない。
- 髪を触るとなんだかベタベタする。
- 髪が根元から束になっていて、洗ってないみたいになっている。
- お昼には、ベトベトになっている。
- 根元はしっとり、毛先パサパサ。
- 油っぽい髪の質感なのに、アホ毛が多い。
- 髪に濁ったような艶が出る。
- トップにボリュームがでない。毛先が広がる。
- 上手くブローが出来ない。
- モワモワと髪の表面に、切れ毛?アホ毛?が多くなってきた。
- 皮脂が過剰に出ている気がする。
- 背中にニキビや吹き出物が出てきた。
-
美容室でヘアカラーをすると、数日は早く乾く。
こんな症状が出る前に、こんな事をされませんでしたか?
- 1ヶ月以内程にシャンプーやトリートメントを変えた。
- パサつくから、ヘアケアアイテムをしっとり系に変えた。
- ダメージヘア用が無難だと思い、ヘアケアアイテムを選んでいる。
- シリコンがいけないと思い、ノンシリコンシャンプーにした。
- ノンシリコンシャンプーを使っているが、トリートメントにシリコンが入っている。
- オイルシャンプーにした。
- ヘアオイルを大量につけている。
気がつかないうちに、日常の習慣が髪のビルドアップを招いています。
では、ビルドアップの現象を詳しく解説していきます。
シリコンが悪者?実は違います。
髪が乾かない。頭皮のベタベタ。全部シリコンが原因、、、、とは、、、、なりません。
高重合シリコン??
アミノ変性されたシリコーン。いわゆるジメチコンと呼ばれるもの。
ベタツキの主犯と言われています。
シリコンの有無が注目されてから、高重合シリコンの処方の仕方がかなり変わってきました。
「シリコン=悪いもの」だから入れない!ノンシリコンシャンプーがいい!
と中小の化粧品企業がこぞってノンシリコンシャンプーを発売し、シリコン入りシャンプーは粗悪品と言いました。
シリコン入りシャンプーは大手シャンプー会社が発売していました。
「ノンシリコン良し」は中小企業の大手企業シャンプー対策だったんですね。
ノンシリコンシャンプーを使っているのにベタつく??? 乾かない???
ベタツキの原因のジメチコンが入っていないシャンプーでもべたつく。髪がシリコンによってビルドアップしている。
こんなことは、あるんだろうか?また、なぜビルドアップしてしまうんだろう?
順に説明していきます。
水垢が原因??
髪の毛が悪い状態(pHが高くアルカリに偏っている)で界面活性剤を使うと水垢が付く場合があります。
この水垢は「ミネラル」が原因。水道水中のカルシウム、マグネシウム、その他金属イオンです。
ひどい人は、やや白っぽく髪がなっている人もいます。
この水垢にベタベタの原因たちがくっつきます。
そのくっついた上に水垢、さらにシリコンやカチオンポリマーやオイルがくっつきます。
これがビルドアップの原因のひとつです。
シリコン以外にも保湿成分がくっついてしまうからです。
性能が向上したせいでベタベタ??
パサつきを抑えたり、ダメージを抑えたりする目的で配合している成分が近年性能がアップしてきました。
配合しても落ちやすい栄養分を化学修飾して抜けにくくする。その方法がシリコンを栄養分に付けたり、カチオン化したりすることです。数回の洗髪では落ちない栄養分やコンディショニング剤になりました。
その結果がビルドアップを招きました。
落ちにくいベタベタ。これを落とすには??
ビルドアップを落とす方法です。
1.アルカリ処理をする。
2.シリコン入りシャンプーを使う。
1.アルカリ処理をする。
カラーリングやストレートパーマです。高アルカリによって、水垢やシリコン類が落ちてくれます。しかし、しぶとい成分も出てきました。一度の施術では落ちにくい場合もあります。
2.シリコン入りシャンプーを使う。
これは意外だと思います。しかし、ノンシリコンシャンプーのセットになっているトリートメントは「シリコン入り」の場合があります。その他に、パサつきを抑える為に「化学修飾」された保湿剤やシリコンではないコンディショニング剤(コーティング剤)が入っています。
油分の少ないシャンプーでは油分の多いトリートメントを、一度のシャンプーで髪から落とせないのです。
シリコン入りのシャンプーは、シリコン入りのトリートメントと馴染みがいいです。
簡単にいうと「油と油」。メイクをオイルで落とすような感じです。
ここ最近、髪のビルドアップによる髪の不具合の声が多くなったのは「安易なノンシリコンシャンプーシリーズ」が原因と言えるでしょう
なぜ、こうなった??
ネットなどで、界面活性剤の危険性がうたわれています。ネットの声を製品に活かすと「安全な界面活性剤のノンシリコンシャンプー」になります。
洗浄力の弱い(安全性の高い)界面活性剤のノンシリコンシャンプーとセットになっているトリートメントに、高重合シリコン類やコーティング剤が入っていると危険です。自ら保湿成分を落とす力が無いからです。
保湿や被膜は落ちる(落とせる)が前提で製品化するべき。
きちんとしたシャンプーは、シリコンやコーティング剤を除去する成分が入ってます。
どこまで髪の未来を考えているのか?がいい製品の見極めです。
時勢に乗ったキャッチコピーを作るためだけの製品には注意が必要です。
シリコンはけして悪者ではありません。
今世紀最大のヘアケア成分の発明品は間違いなく「シリコーン」です。
上手く使ってあげる必要があります。
シリコンが悪者になった理由は、過激な宣伝と競争が原因です。
一番の理想は、水で落ちるシリコン被膜
なにも使わずに、水で落ちるコーティング(被膜、シリコン類)が理想です。
同じブランドで使えばビルドアップしないのは前提として、理想は水で落ちる事です。
なぜなら、肌にも付着する可能性があるからです。
背中のニキビ。それはシャンプーとトリートメントが原因かも??
髪のビルドアップの原因の成分は、カチオン化や親油性、疎水性などにして髪に定着するようにしています。
肌は親油性です。角質が親油性ということになります。
キューティクルと角質の成分はかなり似ています。肌(角質)にもくっつくということです。
肌に付くとどうなるか?保湿されます。しっとりします。
ここに問題があります。
髪をビルドアップさせてしまうくらいの保湿成分は、角質が代謝して剥がれない限り付着し続けます。
肌がずっと、通常時より湿っていることになります。すると常在菌の働きが鈍り、雑菌が増えます。
炎症やニキビの温床になります。通常の肌の状態より水分が多いと肌は弱ります。
背中は過剰に皮脂分泌されやすい所でもあります。
また、カラーリングやパーマをされている方は残留過酸化水素が髪にあります。
ヘマチンは過酸化水素を分解する力があります。*関連記事酵素カラーって何??
背中にニキビがある方は、シャンプートリートメントを見直しましょう。
「asubisou」髪のビルドアップ対策は??
私たちアスビソウの提案するビルドアップ対策は?
オールインワンシャンプー「ボンファム」でインバストリートメントを使わない。
シャンプーひとつでリンスを必要としない「ボンファム」は、ビルドアップの原因のシリコンなどが入ってまいせん。
インバストリートメントを必要としないので、ビルドアップは起こりません。
ノンビルドアップ特性を持つボンファムエマルションを
アウトバストリートメントに使用する。
ノンビルドアップ特性とはペプチド、アルキル基、シリコーン骨格からなるハイブリッドポリマーが含有されていること。
アミノ変性シリコーンに対して、連用によるビルドアップを抑制してくれる。
髪に必要な栄養分が全て入っており、アウトバスの目的の18MEAや耐熱、耐乾燥、ツヤ、ブローやスタイリングの補助、ダメージ修復もしてくれます。
セットで購入がオススメでお得です。
お風呂ではシャンプー「ボンファム」のみ
服を着てから髪を乾かす前にアウトバストリートメント「エマルション」を付ける。
ビルドアップ対策にも背中のニキビ対策にも効果的な
アスビソウが提案するヘアケア習慣です。
Q&A
Q シャンプーを変えると髪の調子が良くなるのはどうして?また、同じシャンプーを使っていると調子が悪くなるのは??
A チェンジしたシャンプーによって良し悪しがありませんか?
同じシャンプーを使い続けていると髪の調子が悪くなるということは、あまり良くないシャンプーなのでしょう。
上記のような症状が出て、調子が悪くなるならビルドアップと言えます。その場合、チェンジするシャンプーに気を遣いましょう。
Q 髪に付いたシリコンが髪から落ちるとき(剥がれるとき)キューティクルまで剥がしてしまうって本当ですか?
A シリコンでキューティクルが剥がれることはありません。
髪に付いたシリコンが髪から落ちるとき(剥がれるとき)キューティクルまで剥がしてしまうからノンシリコンシャンプーを使いましょうというのは間違えです。むしろ、ブラッシングの際に髪の摩擦を軽減するためのシリコンなどを付けていないとキューティクルが損傷します。髪とシリコンをつなぐ強い結合はイオン結合ぐらいでしょう。カチオン化させ、マイナスの偏っている場所に定着を狙うものですが、ダメージによってマイナスに偏っているところはキューティクルが少ないはずです。