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10.182017
これは「髪のエイジングサイン」エイジングヘアケアメニュー asubisou が提案します。
いつもと同じ美容室、いつもと同じ美容師、いつもと同じ薬剤、いつもと同じヘアスタイル。
でも、なんか違う。以前までのヘアスタイルと何かが違う。
そんなことありませんか?
それは、「髪のエイジングサイン」かもしれません。
髪のエイジングサインとは?
主な症状は、
- 艶がなくなった。
- ハリがなくなった。
- コシがなくなった。
- ボリュームがなくなった。
- トップがつぶれて、スソが広がる。
- ウネリが出てきた。
- チリつきが出てきた。
- 切れ毛が出てきた。
- アホ毛が出てきた。
- モワッと広がる。
- 色が綺麗に染まらない。
- パーマが上手くかからない。
- ストレートが真っ直ぐに伸びない。
- ブローが上手くいかない。
このような症状が主な症状です。ヘアケアをもう一度考え直しましょう。
何歳くらいから髪の変化がおきるの?
毎日、見ている髪の毛。
髪の状態を知るには、毎日見ないが定期的に見て触る美容師の意見は大切です。
年齢と共に日々変化する髪の毛
直営美容室からは、こんな報告を聞いてます。
年齢と共に髪が変化したお客様たちにアンケートを取った結果
赤ちゃんの頃、2~4歳、5~14歳、15~20歳、21~25歳、26~35歳、36歳~現在、平均するとこのように髪が変わる時期があるようです。
坊主にしたら髪質が変わった?
こんな都市伝説を良く聞きますよね?
これは、ありえません。
上記のアンケート結果から推測すると、髪の変化がおきやすい10代での話ではないでしょうか?
ショートヘアにしていた女の子、坊主にしていた男の子が、部活を引退して3~6年ぶりに髪を伸ばしたらクセがなくなった(もしくは、クセ毛になった)。
10代のころは3~4年ぐらいで、髪質が変わり、見た目も変化します。
外的要因が髪の変化をもたらしたわけではありません。
二十歳を過ぎたら。。。
一番髪にコンプレックスを持つのが10代です。
直営サロンからは、10代の髪が一番クセが強く、薬剤の効きも悪いとのことです。
30代以降の直毛と10代の直毛は質感が違い、10代は「真っ直ぐなクセ」という強い髪の印象を受けるようです。
これは、10代の髪が強いというよりも、10代が髪のピークと考えたほうがいいでしょう。
なぜなら、どんなに扱いにくい10代の髪の毛でも「艶」「ハリ」「コシ」「ボリューム」「毛量(髪密度)」があるからです。
髪が歳をとる?原因は??
私自身も、年々歳を感じます笑
歳を感じる肌、爪、髪。この3つに共通しているのは「角質」です。
髪の三大栄養素
加齢によっておこる髪の不具合の代表は白髪ですね。
白髪についてはコチラをご覧ください。
白髪について 原因から予防、カラーリングまでの白髪の全知識のまとめ
白髪は、主に色の問題として色素細胞の話でした。
ヘアエイジングサインとして、艶や質感やクセ。すると髪の栄養不足を思い浮かべると思います。
アスビソウが考える髪の三大栄養素は、(経口摂取としてではなく、外用剤として。ちょっと難しいですね)
-
タンパク質
-
コレステロール
-
脂肪酸
これには、各サロンやメーカーさんは異論があると思います。
1.タンパンク質 髪は、約80~90%ケラチンタンパクで出来ています。髪のケアには、必ず必要になります。
2.コレステロール 髪は細胞の集まりですが、自己修復機能を持っていません。つまり、細胞が細胞でいられるための膜や細胞同士がくっつくための接着剤が必要なのです。それがCMC「細胞膜複合体」です。コレステロールが無いと、細胞がバラバラ(枝毛、切れ毛)になります。CMCは、髪の水の通り道を作るものでもあります。水分維持にも大切な栄養素です。
3.脂肪酸 髪を海苔巻に例えると具が「毛髄質(メデュラ)」、お米が「タンパク質」、CMCが「お米のねばねば」、海苔が「キューティクル」。では、「脂肪酸」はどんな役割かというと、海苔の「質感を高める」もの。艶や手触りをコントロールして摩擦などの外からのダメージを軽減するものです。18MEAと呼ばれる脂肪酸は、アルカリ施術をすると全て剥がれてしまいます。シャンプーをしたら髪を乾かすたびに必要になります。
ヘアケアの基本は、この三大栄養素を考えて処方していきます。
キューティクルの枚数
キューティクルは、硬いケラチンタンパクからできています。
加齢とともに感じるのが、キューティクルの枚数の減少です。
健康な髪で、平均すると通常6~8枚だと言われています。
直営美容室でも、加齢とともにキューティクルの枚数が少なくなっているのではないか?と感じる理由の一つとして「年齢と共に薬剤の反応が良くなる」があります。
髪の太さを決めるのは、キューティクルの枚数だとも言われています。加齢によって「髪が細くなる」と感じる原因のひとつではないでしょうか?
髪の薬剤に対する抵抗力は、「CMC」「pHを保つ力」「髪の太さ」「疎水力」です。
抵抗力にすべて関わってくるのが「キューティクルの枚数」です。
キューティクルはCMCによってくっついています。
pHが適切でないとキューティクルは効果的に働かず、保つことができません。
キューティクルの枚数が太さに関わります。
疎水力に影響する18MEAは、キューティクルの上に存在します。
加齢によってキューティクルの枚数が減少していると予想できます。
しかし、現在の技術ではキューティクルを増やすことは出来ません。
髪に元気がない。〇〇が不足しているのかも。
「艶」「ハリコシ」「ボリューム」が無いと髪が疲れた印象に見えます。
加齢によって「うねり」や「クセ」が出て「艶」がなくなる理由を仮説を立てて説明していきたいと思います。
うねり、クセは、どうしてできるのか??
髪の形状を変える為に、パーマをかけます。
パーマの原理は髪の「タンパク質」同士をくっつけている「結合」を切り、再結合して形状を変えます。
縮毛矯正でも、デジタルパーマでも同じ原理です。
どれも髪のタンパク質の結合を利用して形状に影響を与えています。
加齢によって、髪の形状が変わるという事も「タンパク質」と「結合」が影響していることが分かります。
クセが出てきたのではない。形を維持できなくなってきただけ。
形状を維持するのに必要なものは、「結合」と「タンパク質」です。
詳しく言うと、チオール基をもったタンパク質システインによって分子間ジスルフィド結合(S-S 結合)が必要となります。
この結合は可逆性をもっているため、カールをつけたりストレートにしたり出来るのです。
健康な髪の毛がとても痛み、ハイダメージ毛になったとき、髪の毛がチリチリしてしまいます。
繰り返した縮毛矯正やデジタルパーマの後に、見られることがあります。ポーラス毛と呼ばれていたりします。塗れていると「びよーん」と伸びてしまいます。
この状態の髪の毛は、「タンパク質」「結合」「キューティクル」が残存しなくなり、形状が維持できないほど傷んでいます。
形状が維持できない=いままでと違う形状になる。
髪にクセやうねりが出て、髪表面がボコボコとし乱反射して艶がなくなります。
毛母細胞から結合を有しているタンパク質の産生が減少している。
加齢によって、髪の形状が変化するのはこのような事からも考えられます。
髪の若返り 美容室でのケア
加齢によって、増えた髪の悩みを取り除く為に必要な事。
-
疑似キューティクルを作る
-
CMCの補充
-
システインの補充
エイジングヘアケアに必要な事になります。
asubisou直営美容室
「hair salon Travis」にエイジングケアメニューが追加されました。
錦糸町美容室ヘアサロントラヴィスでは、エイジングメニューを提案しています。
髪に必要なSH基とタンパク質を同時に補充補完します。
仕上げに、CMCやケラチンを補充し疑似キューティクルを作り、18MEAが乗る土台をつくります。
髪の結合も一緒に切断し、アクティブなSH基を持っているタンパク質とつなげます。
蓄積されたダメージがある髪に対しては、イオン結合を付加したシステインを補充結合していきます。
結合をより強固にするためにカラーリングとの併用をオススメしています。
施術例
イオン結合を付加したシステインを補充結合した事例
来店時
髪のチリつきやうねりをとるストレートブローをするには、かなりの時間が必要となります。
エイジングケアとカラーリング(白髪染め)後、スケルトンブラシだけのブローでも艶とまとまりがでます。
詳しくは、こちらまで↓
根本解決策 ホームケアが大切です。
髪の成長を正常化する為に、地肌ケアがかかせません。
「頭皮の血行促進」「男性ホルモン対策」「過酸化水素や活性酸素などの薬害除去」「EGFや幹細胞へ刺激をあたえるグロースファクター」 それぞれに意味があります。
健康な頭皮を育むために作ったシャンプーがあります。
頭皮の乾燥も細胞にとっては大敵です。スキャルプエッセンスで頭皮に潤いを与えて下さい。